妊娠週数について
最終月経(いちばん最近の生理)開始日を妊娠0日とし、40週0日を分娩予定日とします。
排卵は生理周期が28日であれば生理開始より14日目くらいで起こり、そのあとに受精し、妊娠に至るわけですから、「妊娠6週」といっても、始めの2週間(14日)は妊娠しているわけではありません。「妊娠○週」というのはあくまでも便宜的なものです。
中絶手術を行うにあたり、妊娠週数は安全な手術を行うために正確に測定しなければいけません。
生理周期が28日前後の方は、最終月経から算出した妊娠週数と大きなずれはありませんが、周期がバラバラな方や、周期が長い方は最終月経より算出した妊娠週数と実際に週数に違いがでます。
妊娠週数を確定するには・・・
妊娠週数を確定するにはエコー(超音波)で、赤ちゃんの頭からお尻までの長さ、頭殿長(CRL)を測定し正確な週数を割り出します。
正確な週数を把握することにより、子宮の大きさや位置を予測することにより、より安全な手術を行うことができます。
- 手術の費用は、手術時の妊娠週数から決まります。
- 手術日程の都合上、手術時の妊娠週数は初診時の週数より遅れることをご了承ください。